LINEの顧客管理は無料でできる?おすすめツール・予約システムを比較

  • 2026.11.03


LINEの顧客管理は、LINE公式アカウントの無料プランで始められます。顧客をタグで分類し、ノートに相談事項を残しながら、個別チャットで対応する使い方なら、有料の顧客管理ツールを導入せずに運用できます。

予約受付を自動化したい、購入履歴に合わせて案内を送りたい場合は、無料プランがある拡張ツールも比較しましょう。Shopifyを利用中なら、Lipify(リピファイ)でLINE ID連携120人までアプリ料金をかけずに始められます。ただし、Shopifyの契約料金とLINE公式アカウントの配信料金は別です。

この記事では、LINEで無料の顧客管理を始める方法と、おすすめツールの違いを解説します。予約システムやGoogleカレンダーの使い分け、無料枠を超える条件も紹介します。

LINEの顧客管理はどこまで無料でできる?

LINEの顧客管理は、個別対応の記録と顧客の分類からなら無料で始められます。LINE公式アカウントには、チャット、タグ、ノート、担当者設定などが備わっています。

無料の基本機能で作成できるタグは最大5種類、1つのチャットルームに付けられるタグは1個です。ノートは各チャットルーム1件、1対1のチャット履歴の保存期間は6か月です。簡単な問い合わせ管理には使えますが、複数の条件で顧客を分類したい場合や、長期間の対応記録を残したい場合は制限の確認が必要です。

また、顧客の記録とメッセージ配信は分けて考えましょう。LINE公式アカウントのコミュニケーションプランは月額0円で、配信数にカウントされるメッセージを月200通まで送れます。LINE公式アカウントの個別チャットの送受信は、この200通に含まれません。

外部ツールを利用する場合は、ツールの無料枠とLINE公式アカウントの配信枠の両方が関係します。無料で管理できる人数が多くても、その全員に何度でも無料配信できるわけではありません。

無料で始められるLINEの顧客管理ツール5選を比較

無料でLINEの顧客管理を行うツールは、購入履歴との連携、個別対応、予約管理、自動配信のどれを行いたいかで選びましょう。以下の無料枠はツールごとの条件であり、LINE公式アカウント側の配信料金まで無料になることを示すものではありません。

サービス 無料で使える範囲・上限 顧客管理でできること 向いている使い方
Lipify オンラインストア向けプランは、LINE ID連携120人までアプリ料金0米ドル。
※Shopifyの利用料は別。
Shopifyの顧客とLINEを紐付け、購入履歴や顧客タグに合わせて配信。 Shopifyで販売している店舗の購入後フォロー。
LINE公式アカウント ・月額0円、配信は月200通まで
・タグは5種類、各チャットルーム1個
・ノートは各チャットルーム1件
個別チャット、タグによる分類、ノートへの記録、担当者設定。 少人数の顧客への個別対応。
L Message ・ツール側の配信は月1,000通まで
・総友だち数5万人まで
・チャット履歴の閲覧・検索は180日間
タグ管理、フォーム、個別チャット、予約受付、ステップ配信。 サロンや教室などの予約と顧客対応。
プロラインフリー ・ツール側の友だち数・配信通数は上限なし
・自動配信のステップ数は10まで
タグ・メモの管理、フォーム回答に応じた配信の出し分け、個別チャット。 少ないステップで案内を自動化する運用。
Lフリー ・LINE公式アカウント5つまで紐付け無料
・ツール側の配信通数は上限なし
タグ管理、回答フォーム、予約フォーム、ステップ配信、シナリオ配信。 複数アカウントで基本的な顧客分類と配信を行う運用。

Shopifyの購入データを使うならLipify、チャットでの問い合わせ管理ならLINE公式アカウント、予約管理までまとめるならL Messageがおすすめです。自動配信を重視する場合は、プロラインフリーのステップ数やLフリーの利用条件も比べると、自店に必要な機能を絞り込めます。

Lipify(リピファイ):Shopifyの購入履歴とLINEを連携

Lipify|ShopifyとLINEをつなぐ会員管理・販促アプリ

サービス名 Lipify
無料プランの料金 オンラインストア向けプランはアプリ料金0米ドル。
顧客管理でできること ・Shopifyの顧客とLINEのユーザーをID連携
・購入履歴や顧客タグに基づくセグメント配信
・個別チャットや自動配信による購入後フォロー
主な無料枠 LINE ID連携120人まで。
※LINE公式アカウントの友だち数ではなく、Shopifyの顧客とLINEを連携した人数。
別途費用・有料機能 ・Shopifyの契約料金とLINE公式アカウントの配信料金
・ID連携121〜350人はアプリ料金9米ドル、30日ごと
・店頭会員登録、会員バーコード、POS連携は有料プラン
※個別の設定代行・開発を依頼する場合は費用を確認。
向いている事業者 Shopifyを利用し、購入者への案内や問い合わせ対応をLINEで行いたい事業者。
公式サイト Lipifyの機能・料金を見る

Lipifyは、Shopifyに蓄積した購入履歴をLINEでの案内に使いたい店舗におすすめです。LINEの友だちを分類するだけでなく、どの商品を購入したお客様かを踏まえて配信先を選べます。

たとえば、購入した商品の使い方を案内したり、購入経験があるお客様を絞って新商品を紹介したりする使い方です。無料の対象はオンラインストア向けプランであり、店頭の会員証やPOS連携まで無料で利用できるわけではありません。

すでにShopifyを利用中なら、Lipifyへ購入後のLINE配信や、現在の顧客管理との連携を相談してみましょう。Shopifyを使っていない店舗は、次に紹介するLINE公式アカウントや予約対応ツールから検討するのがおすすめです。

LINE公式アカウント:タグとノートで個別対応を管理

LINE公式アカウント:タグとノートで個別対応を管理

サービス名 LINE公式アカウント
無料プランの料金 コミュニケーションプランは月額0円。
初期費用0円。
顧客管理でできること ・1対1のチャット対応
・タグによる顧客の分類
・ノートへの相談事項の記録
・担当者や対応状況の管理
主な無料枠 ・配信数にカウントされるメッセージは月200通まで
・タグ作成5種類、各チャットルームへの付与1個
・ノートは各チャットルーム1件
・1対1のチャット履歴の保存期間は6か月
別途費用・有料機能 ・月200通を超えて配信する場合は配信プランを変更
・タグ数や履歴保存期間を増やすチャットProオプションは月額3,000円(税別)
※配信用の料金プランとチャットProオプションは別契約。
向いている事業者 問い合わせや予約相談を個別に受け付け、少ない分類で管理したい店舗・個人事業主。
公式サイト LINE公式アカウントの機能を見る

LINE公式アカウントは、追加ツールを入れずに問い合わせ対応を整理したい店舗におすすめです。顧客の分類はタグ、詳しい相談事項はノート、返信の進み具合は対応状況と使い分けられます。

ただし、無料範囲では1人に複数のタグを付けられません。購入商品、会員ランク、来店店舗などを同時に分類したい場合は、チャットProオプションや拡張ツールと比較しましょう。

L Message(エルメ):顧客管理と予約受付をまとめる

L Message|予約・フォーム・チャットをまとめて運用

サービス名 L Message
無料プランの料金 フリープランは初期費用・月額料金0円。
無料利用の期間制限なし。
顧客管理でできること ・タグ管理、友だちごとの登録項目の管理
・フォームでの回答収集
・1対1チャット、ステップ配信
・サロン・面談予約、レッスン予約など
主な無料枠 ・ツール側の月間配信数1,000通、総友だち数5万人まで
・チャット履歴の閲覧・検索は180日間
・フォーム3つ、リッチメニュー2つまで
・サロン・面談予約は個人・スタッフタイプ各1つ、コース・スタッフ各2つまで
※フリープランで接続できるLINE公式アカウントは1つ。
別途費用・有料機能 ・LINE公式アカウントの配信料金
・無料枠を超える配信や機能拡張は有料プラン
・スタッフ管理機能は有料プラン
※予約や商品販売で決済を利用する場合は、決済サービス側の料金も確認。
向いている事業者 少人数のサロンや教室など、予約受付とLINEでの顧客対応をまとめたい事業者。
公式サイト L Messageの機能・料金を見る

L Messageは、フォーム回答や予約受付を顧客ごとの管理につなげたい事業者におすすめです。サロン・面談予約では、Googleカレンダーとの連携にも対応しています。

無料プランには予約コースやスタッフ数の上限があるため、自店のメニュー数・担当者数で運用できるかを確かめましょう。また、予約を受けるスタッフの登録と、管理画面を複数人で使うスタッフ管理機能は別です。

プロラインフリー:10ステップまでの自動配信に対応

プロラインフリー:10ステップまでの自動配信に対応

サービス名 プロラインフリー
無料プランの料金 フリープランは初期費用・月額料金0円。
無料利用の期限なし。
顧客管理でできること ・タグ、メモ、履歴を使った個別対応
・フォームやアンケートの回答収集
・回答や反応に応じた配信の出し分け
・シナリオに沿ったステップ配信
主な無料枠 ・ツール側の友だち数・配信通数は上限なし
・自動配信のメッセージ設定は10ステップまで
※配信先の人数ではなく、設定するステップ数に上限がある。
別途費用・有料機能 ・LINE公式アカウントの配信料金
・10ステップを超える設定は有料プラン
※決済や外部サービスを併用する場合は、その利用料も確認。
向いている事業者 資料請求後の案内や相談受付などを、少ないステップで自動化したい事業者。
公式サイト プロラインフリーの機能・料金を見る

プロラインフリーは、友だちの反応に合わせた自動配信を試したい場合におすすめです。配信通数は上限なしでも、設定するステップ数は無料枠に上限があるため、先に送る案内の順番を決めておくと必要なプランを判断できます。

たとえば、登録直後の案内、翌日の補足、相談予約の案内を組み合わせる使い方です。ツール側の配信数に上限がなくても、LINE公式アカウントの無料配信枠は別に計算されます。

Lフリー(エルフリー):複数アカウントの顧客分類と配信

Lフリー(エルフリー):複数アカウントの顧客分類と配信

サービス名 Lフリー
無料プランの料金 基本料金0円。
顧客管理でできること ・友だちのタグ管理
・回答フォーム、予約フォーム
・ステップ配信、シナリオ配信
・リッチメニューの設定
主な無料枠 ・紐付けできるLINE公式アカウントは5つまで
・ツール内の配信通数は上限なし
・ログインユーザー数は無料・無制限
別途費用・有料機能 ・LINE公式アカウントの配信料金
・紐付けアカウント数が5つを超える場合は個別見積もり
※外部サービスとの連携料金や、必要な保存期間は導入前に確認。
向いている事業者 複数のLINE公式アカウントで、タグ分類や基本的な自動配信を行いたい事業者。
公式サイト Lフリーの機能・料金を見る

Lフリーは、複数のLINE公式アカウントを使いながら、ツール利用料を抑えたい事業者におすすめです。5アカウントまで無料で紐付けでき、タグ管理やフォーム、シナリオ配信を利用できます。

導入は、フォームから申し込み、打ち合わせと申込書の締結を経て管理画面が発行される流れです。アカウント数だけでなく、保存したい顧客の項目や履歴の期間も、申し込み時に確かめましょう。

LINE公式アカウントで無料の顧客管理を始める手順

LINEで無料の顧客管理を始めるなら、顧客を見分ける名前、分類に使うタグ、対応を引き継ぐノートをそろえると、チャットを探し直す手間を減らせます。LINE公式アカウントの基本機能を使う手順は次のとおりです。

LINE公式アカウントで無料の顧客管理を始める手順
  1. 事業用アカウントを開設し、チャットをオンにする
  2. 名前や会員番号を受け取り、顧客を見分ける
  3. タグは分類、対応状況は返信管理に使う
  4. ノートに相談事項と次の対応を残す

1. 事業用アカウントを開設し、チャットをオンにする

LINE公式アカウントを開設すると、配信用の料金プランはコミュニケーションプランで始まります。開設済みの場合は、管理画面の設定で現在の契約プランを確かめましょう。

個別対応を始めるには、管理画面の「設定」から「応答設定」を開き、チャットをオンにしましょう。担当する時間帯と返信担当者も決めておくと、お客様を待たせたままにするケースを減らせます。

2. 名前や会員番号を受け取り、顧客を見分ける

LINEの表示名だけでは、店頭やECサイトで接したお客様と一致しない場合があります。お名前や会員番号など、店舗側で照合できる項目をチャットで受け取る運用がおすすめです。何のために使うかも、受付時に伝えましょう。

受け取った名前を管理用に表示したいときは、チャット内のユーザーネーム横にある編集ボタンを使えます。ここで変更した名前は、お客様側には表示されません。なお、未認証アカウントでは、お客様からメッセージを受信したチャットが一覧に表示されるため、あいさつメッセージで返信を案内すると受付につながります。

3. タグは分類、対応状況は返信管理に使う

タグは、チャット内のユーザー欄から追加・編集できます。無料範囲では作成できるタグが5種類、1人への付与が1個なので、分類する目的をそろえましょう。たとえば、購入前、初回購入、リピーターという購入段階で分ける方法です。

返信が必要かどうかは、タグではなく「要対応」「対応済み」で管理できます。顧客の分類と返信の進み具合を別々に扱うと、少ないタグを使い切らずに済みます。

4. ノートに相談事項と次の対応を残す

ノートには、相談した商品、希望する日時、次に案内すること、担当者などを記録しましょう。チャット内のノート欄で追加し、保存後も編集できます。無料範囲は1件なので、そのノートに追記・整理する使い方です。

記録項目の例は、最終対応日、相談事項、お客様への約束、次回の対応予定です。会話を全部書き写すより、次の担当者が返信に使う事柄に絞ると確認の手間が減ります。管理画面を使えるメンバーも、業務に必要な範囲に絞っておきましょう。

LINEで無料の顧客管理と予約受付を行う方法

LINEで無料の顧客管理と予約受付を行う方法は、チャットで個別に調整する方法と、予約ページを使う方法に分かれます。予約ページへのリンク設置と、予約者をLINEの友だちに紐付ける機能は別です。

LINEで無料の顧客管理と予約受付を行う方法
  • 少ない予約はチャットで受け付け、予定表に記録する
  • Googleカレンダーの無料予約ページをLINEに掲載する
  • 予約履歴とLINE対応をまとめるなら予約対応ツールを使う

少ない予約はチャットで受け付け、予定表に記録する

予約件数が少なければ、お客様から希望日時や人数をチャットで受け取り、店舗が空き状況を確認して返信する方法から始められます。新しい予約システムを契約せずに済む一方、日程調整と予定表への入力は担当者の作業です。

予約を受け付けた時点と、日時が決まった時点を分けて案内しましょう。電話や店頭でも予約を受ける店舗は、同じ予定表に集約しないと、空き状況を別々に管理することになります。

Googleカレンダーの無料予約ページをLINEに掲載する

個人のGoogleアカウントでは、Googleカレンダーで予約ページを1つ作成できます。公開した予約ページのURLをLINE公式アカウントのリッチメニューに設定すれば、お客様を空き日時の選択へ案内できます。

この方法は、外部の予約ページをLINEから開く仕組みです。リンクを置くだけでは、予約者の氏名やメールアドレスとLINEユーザーが自動的に紐付くわけではなく、LINEでの予約確認通知やリマインドも別途対応が必要です。

予約用の案内には、予約ページのURLを使いましょう。お客様の名前や予約詳細が並ぶ業務用カレンダーを、そのまま公開する必要はありません。

予約履歴とLINE対応をまとめるなら予約対応ツールを使う

予約の受付から通知、来店前の案内までまとめたい場合は、L Messageなど、予約機能があるツールがおすすめです。無料枠のコース数やスタッフ数が、自店の予約の受け方に合うかを確かめましょう。

飲食店なら人数と席、サロンなら施術時間と担当者、教室なら時間枠ごとの定員が確認対象です。予約フォームがあることと、自店の予約ルールに対応できることは同じではありません。電話予約との重複、日時変更、キャンセルまで試してからお客様へ案内しましょう。

LINEの顧客管理を無料で続けるための費用と制限

LINEの顧客管理を無料で続けられるかは、管理人数、配信通数、利用機能、保存期間で変わります。無料プランがあるという理由だけで選ばず、実施する配信や残したい記録を当てはめて考えましょう。

管理できる人数と、無料で送れる通数は別に数える

たとえば、Lipifyのオンラインストア向け無料プランで120人をID連携していても、その120人全員に月2回、通数にカウントされるメッセージを配信すると240通です。Lipifyのアプリ料金が0米ドルでも、LINE公式アカウントの月200通の枠は超えます。

一方、80人へ月2回なら160通で、他にカウント対象の配信がなければ200通以内に収まります。いずれも全員に届く前提での計算例です。購入通知や予約前の案内も送る場合は、その通数を加えて見積もりましょう。

LINE公式アカウントのコミュニケーションプランでは、200通を超える追加配信はできません。それ以上送るにはプラン変更が必要で、ライトプランは月額5,000円(税別)、月5,000通までです。

拡張ツールの個別チャットも無料とは限らない

LINE公式アカウントの標準チャットと、拡張ツールから送る個別メッセージは、同じ料金の数え方とは限りません。外部ツールがPush APIで送信するメッセージは、1人宛てでもLINE側の通数にカウントされます。

APIは外部ツールとLINEがデータをやり取りする仕組みです。利用者の操作に対する返信を扱うReply APIは通数に含まれないため、自動送信か手動送信かだけでは判断できません。利用するツールで、どの操作が配信数に入るかを確かめましょう。

履歴保存や複数人での管理が必要なら追加費用を比べる

LINE公式アカウントのチャットProオプションでは、1対1のチャット履歴を最長5年間保存でき、履歴のダウンロードにも対応しています。月額3,000円(税別)で、メッセージ配信用のライトプランやスタンダードプランとは別のオプションです。

配信枠だけを増やしても、チャットのタグ数や保存期間まで増えるわけではありません。また、外部ツールにもスタッフ管理、予約枠、フォーム数などの制限があります。足りない機能のために何を契約するのかを分けると、不要なプラン変更を避けられます。

すでに別のツールを使っている店舗は、切り替える前に、既存の友だち、タグ、フォーム回答、チャット履歴を引き継げるかも確かめましょう。利用料だけでなく、移行作業や設定代行にかかる費用も比較対象です。

無料で始めるLINEの顧客管理と購入履歴の紐付け

無料でLINEの顧客管理を始めても、友だち一覧だけでは、その人が店舗やECサイトで何を買ったかまで分かりません。購入後の案内に使うなら、LINEの友だちと顧客・注文データを結び付ける必要があります。

友だち追加と、購入者とのID連携を分けて考える

友だち追加は店舗のLINE公式アカウントとつながる操作であり、Shopifyのどの会員なのかを特定するID連携とは別です。名前が似ているという理由だけで結び付けず、アプリが用意する連携手順を利用しましょう。

LINEの友だち追加とShopifyの会員ID連携の違い

LINEの友だちとShopifyの顧客アカウントを紐付けるイメージです。

Lipifyでは、ID連携時にShopifyの顧客へlipify-cpというタグが付きます。この連携状態と購入履歴を使えば、LINEと連携済みのお客様のうち、購入経験がある人といった対象を絞り込めます。配信先リストの作成手順は、Lipifyの顧客セグメント作成ガイドでも確認できます。

購入履歴を手入力でLINEのメモへ写す作業が増えているなら、LipifyへShopifyとのID連携を相談してみましょう。オンラインストア向けプランは、ID連携120人までアプリ料金0米ドルで利用できます。

Brillarは顧客との紐付けを見直し、LINE接客に活用

ジュエリーブランドのBrillarは、LINEでお客様とやり取りできていても、Shopifyの顧客と紐付いていないため、過去の購入者に再び案内を送れないという課題を抱えていました。そこで、ShopifyとLINE、Shopify POSの連携を目的にLipifyを導入しています。

導入後は、接客したスタッフが検討中の商品画像やリングサイズの案内をLINEで送り、帰宅後にリンクからオンラインストアで購入できる流れを作りました。顧客を一覧にするだけでなく、店頭で検討した商品を帰宅後の案内へつなげる使い方です。

この事例で使われている店頭会員登録やPOS連携は有料プランの機能で、オンラインストア向けの無料プランとは利用範囲が異なります。Brillarの導入インタビューでは、個別チャットや購入後のメンテナンス案内も紹介しています。

LINEの顧客管理を無料で始める際のよくある質問

LINEで無料の顧客管理を始める際に迷いやすい、個人用アカウントとの違いと、友だち一覧の表示条件を確認しましょう。

個人用LINEでも無料の顧客管理はできる?

個人用LINEでお客様と会話することはできますが、この記事で紹介したタグ、ノート、担当者設定はLINE公式アカウントの管理機能です。仕事の問い合わせをスタッフで共有・分類したい場合は、LINE公式アカウントで始めるのがおすすめです。

個人のやり取りと業務のやり取りを分けておくと、担当者が変わる際も、事業用アカウントで対応を引き継ぐ運用にできます。

友だち追加されたのに顧客が一覧に表示されないのはなぜ?

未認証のLINE公式アカウントでは、チャットメッセージを送信したことがあるユーザーのチャットルームが一覧に表示されます。友だち追加だけで、すべての顧客と個別チャットを始められるわけではありません。

認証済アカウントには、友だち追加したユーザーとのチャットを店舗側から開始する機能があります。ただし、この機能は広告・宣伝目的での利用を避けるよう案内されているため、配信料を節約するための一斉告知の代わりには使わないようにしましょう。

まとめ:LINEの顧客管理は無料枠と管理したいデータで選ぶ

LINEの顧客管理は無料で始められます。Shopifyの購入履歴を使うならLipify、問い合わせへの個別対応ならLINE公式アカウント、予約受付まで行うなら予約対応ツールと、目的を分けて選びましょう。

比較するときは、ツール利用料とLINEの配信料金を分け、人数・通数・保存期間を確認しましょう。無料プランでも、必要な記録と配信がその範囲に収まれば運用できます。

Shopifyの購入者にLINEで案内を送りたい場合は、Lipifyのオンラインストア向けプランを確認してみましょう。LINE ID連携120人までアプリ料金0米ドルで利用でき、購入後の配信や店頭会員証との組み合わせも相談できます。