LINE公式アカウントのメッセージの種類|それぞれの役割とは

  • 2023.09.07

この記事で得られること

LINE公式アカウントのメッセージの種類を網羅できる

メッセージごとの特徴と使い方がわかる

メッセージの配信効果を高める方法がわかる

LINE公式アカウントで配信できるメッセージにはいくつかの種類があります。LINEを通じて達成したいマーケティング目標やターゲットに応じて、それらのメッセージを使い分けるのが効果的です。 この記事では、LINE公式アカウントのメッセージの種類とそれぞれの役割、さらにメッセージの配信効果を高めるポイントをご紹介します。 LINE公式アカウントを使ったマーケティングの基本となる「メッセージ」について、基礎知識を整理していきましょう。

LINE公式アカウントのメッセージについておさらい

LINE公式アカウントを使ったマーケティングでは、友だち追加をしたユーザーに対してメッセージを配信するのが基本的な施策です。そのメッセージについて、まずはおさらいしていきます。

メッセージ配信の料金

LINE公式アカウントにおけるメッセージ配信の料金は、プランによって決まっています。

コミュニケーションプラン、ライトプラン、スタンダードプランと3つのプランがあり、無料で配信できるメッセージ数と追加メッセージ料金がそれぞれ異なります。

LINE公式アカウントのプラン
出典:LINE公式アカウントの運用費用は?料金プランを解説!|LINEヤフー for Business

ちなみに下記のメッセージに関しては課金対象になりません。

  • あいさつメッセージ
  • 自動応答メッセージ
  • AI応答メッセージ
  • LINEチャットの送受信
  • Reply API(自動応答用のAPI)

LINE公式アカウントの運用コストを抑えたい場合は、これら課金対象にならないメッセージを上手く取り入れるのがポイントです。

1回のメッセージ配信で吹き出しは最大3つまで

LINE公式アカウントでは、1回のメッセージ配信では吹き出しを最大3つまで含めることができます。

吹き出しが1つでも3つでも、メッセージは1回としてカウントされます。そのため毎回のメッセージに吹き出しを3つ入れる方がお得に配信できます。

LINE公式アカウントで配信できるメッセージ10種

LINE公式アカウントで配信できるメッセージ10種と、それぞれの役割をご紹介します。

1. あいさつメッセージ

あいさつメッセージは、ユーザーが友だち追加をした際に自動的に配信される最初のメッセージです。前述のようにあいさつメッセージは課金対象ではないので、LINE公式アカウントを運用するなら必ず利用しましょう。

また、通常のメッセージ配信では吹き出しが最大3つなのに対し、あいさつメッセージは吹き出しを最大5つ含めることができます。

これもあいさつメッセージの大きなメリットなので、吹き出しの数を最大限利用してユーザーの購買意欲やモチベーションを高めたり、ステップ配信につなげたりと工夫をしてみてください。

2. テキストメッセージ

テキストメッセージは、LINE公式アカウントで最もよく使われているメッセージの種類です。LINEで配信可能な通常メッセージと同じと考えてください。

メッセージにはテキストの他に絵文字・顔文字も含められるので、メッセージに表情を持たせられるのが特徴です。

また、オリジナルキャラクターの絵文字・顔文字があれば、積極的に利用することでブランディング効果も期待できます。

3. クーポン

クーポンは1回のメッセージ配信の中で、吹き出し1つを使って配信できます。基本的には、あいさつメッセージやテキストメッセージを組み合わせて使用します。

クーポンは商品・サービスの初回購入や再購入につながりやすい施策なので、積極的に活用すべきメッセージの1つです。

4. リッチメッセージ

リッチメッセージは、画像にアクションボタンを設定できる種類のメッセージです。通常の画像配信との違いは、「スマホ画面いっぱいに表示されること」です。

画像のようにタップして拡大はできませんが、最初から画面いっぱいに表示されるため、インパクトの強い訴求ができます。リッチメッセージをタップすると、任意のリンク先に移動するので、ECサイトへの誘導としても使えます。

また、リッチメニューのアクションを設定せず、「最初から大きく表示される画像」として活用する裏技もあります。

5. リッチビデオメッセージ

リッチビデオメッセージは、動画の再生終了後に「詳細はこちら」といったリンクを設定できるメッセージです。

リッチメッセージと同じく、配信したリッチビデオメッセージは最初から画面いっぱいに表示されます。また、通常の動画配信とは異なり、動画サイズに応じてトーク画面での表示のされ方が自動的に変化します。

リッチビデオメッセージのサンプル画像
出典:リッチビデオメッセージ|LINEキャンパス

縦型のリッチビデオメッセージはトーク画面全体を占有するので、インパクトの強い訴求ができます。

6. ボイスメッセージ

ボイスメッセージは事前に録音した音声データをアップロードし、ユーザーに音声を届けられるメッセージです。

この機能を活用しているLINE公式アカウントはあまり見かけませんが、使い方次第では強力なマーケティングツールになります。

たとえば、アニメキャラとタイアップしたキャンペーンを実施する際に、アニメキャラの音声と一緒にクーポンを配信すれば、ファン層に向けてインパクトの大きな訴求ができます。

7. カードタイプ

カードタイプは最大9枚のカードを、カルーセル形式で表示できるメッセージです。カードタイプのメッセージを配信するためには、カードタイプを事前に作成しておく必要があります。

カードを最大9枚に設定しても、使用する吹き出しは1つだけなのでお得なメッセージでもあります。

また、カードごとにアクションを設定可能なので、1つのカード内にお知らせやクーポンなど複数の役割を持たせることもできます。

8. ステップ配信

ステップ配信は、あらかじめ設定した日時や条件分岐に従って、事前作成したメッセージを配信する方法です。

ユーザーが友だち追加してからの経過時間や、ユーザーの属性情報などに応じて個別にメッセージを配信できるため、LINE公式アカウントのマーケティング自動化に役立ちます。

ステップ配信のイメージイラスト
出典:LINE公式アカウント (LINE Official Account Manager) ステップ配信マニュアル|LINEヤフー for Business

ステップ配信については、以下の記事で詳しく解説しているので、あわせて参考にしてみてください。

LINE公式アカウントのステップ配信を解説|シナリオ作りのコツ(内部リンク)

9. リサーチ

リサーチは、事前に作成したリサーチ(アンケート調査)をメッセージ配信できる機能です。質問は最大7つまで追加でき、ユーザーの声を簡単に拾い上げられるツールとして人気があります。

回答形式は自由回答、単一回答、複数回答の3つから選択できるので、アンケート調査の目的に合わせて自由なリサーチを作成可能です。

また、アンケート調査協力のお礼としてクーポンを配布できるため、調査だけでなく販売促進にも効果的な機能です。

10. LINEチャット

LINEチャットは、LINE公式アカウントを友だち追加したユーザーと個別にメッセージのやり取りができる機能です。

ユーザーから問い合わせを受けるとLINEチャットが開始され、LINEチャットでのやり取りはメッセージ配信の通数には含まれません。ユーザーとのコミュニケーションを無料かつ直接取れるため、上手く取り入れるとブランディング効果も高められます。

以下の記事ではLINEチャットについて詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

【例外】友だち登録不要で配信できるLINE通知メッセージとは

例外として無料で行えるメッセージが1つあります。それが「LINE通知メッセージ」です。

LINE通知メッセージはユーザーがLINE公式アカウントを友だち追加することなく、なおかつユーザーIDを知らなくても配信できます。企業が保有しているユーザーの電話番号をもとに、LINEプラットフォームのサーバー経由でメッセージを配信できる仕組みです。

ただし、LINE通知メッセージはどのLINE公式アカウントも使えるわけではありません。使用条件は「LINEがユーザーにとって有⽤かつ適切であると判断したもの」に限定されており、営利目的または広告目的のメッセージは配信不可です。

そのため購入完了通知、申込完了通知、予約リマインド通知などユーザーの利便性向上を目的としたメッセージでのみ使用できます。

LINEメッセージの配信効果を高めるポイント

LINEメッセージの配信効果を少しでも高めるためにも、メッセージ配信の際は以下に挙げる3つのポイントを意識してみてください。

配信時間をターゲットの生活に合わせる

LINE公式アカウントによるメッセージ配信はまず、「ユーザーに読まれること」が重要です。そこで、メッセージ開封率を高めるために、配信時間をターゲットの生活に合わせましょう。

たとえばターゲットが「20代後半〜40代前半の母親」なら、ビジネス層と専業主婦層という2つのセグメントを作り、それぞれのライフスタイルを分析してみてください。

専業主婦層なら子供や夫の見送りが終わり、家事もひと段落した午前11〜正午あたりにメッセージを配信すると開封率を高められる可能性があります。

このようにターゲットの生活に合わせて配信時間を変更すると、より効果的なマーケティング施策を展開できます。

セグメント配信でターゲットに情報を届ける

LINE公式アカウントのセグメント配信とは、異なるセグメント(ターゲットの集団)に対して個別にメッセージを配信する方法です。

先ほどのようにターゲットが「20代後半〜40代前半の母親」で、ビジネス層と専業主婦という2つのセグメントを作ったと仮定します。

LINE公式アカウントならセグメントごとに配信するメッセージの内容や配信時間を変更できるため、個別最適化されたマーケティング施策が可能です。

たとえばビジネス層にメッセージを配信する場合、専業主婦層と同じように午前11〜正午に配信すると、開封率が下がる可能性があります。昼食休憩を挟む正午〜午後1次や、帰宅時間にあたる午後18〜20時あたりにメッセージを配信するよう、セグメント配信を設定するのが効果的です。

適度な配信頻度を保つ

LINE公式アカウントから配信するメッセージの配信頻度が高いと、ユーザーから嫌われる可能性があります。ただし、配信頻度に正解はないため、ユーザーの反応を観察しつつ試行錯誤を繰り返さなければいけません。

適度な配信頻度を見つけるまで時間と労力がかかりますが、それだけの価値はあります。LINEマーケティングではユーザーの購買意欲を高めるのはもちろん、「友だちを解除されないこと」もかなり重要です。

ユーザーがLINE公式アカウントの友だちであり、ブロックされない限りメッセージは確実に届きます。それだけメッセージ配信の費用対効果が高まるので、適度な配信頻度を保ち、「ユーザーに嫌われないマーケティング」を意識してみてください。

LINEのメッセージ配信でLipifyにできること

「Lipify(リピファイ)」はLINE公式アカウントとShopify(ショピファイ)を連携し、ECサイト運営にLINEマーケティングを気軽に取り入れられるツールです。

LINE公式アカウントで利用可能なメッセージはそのままに、配信したメッセージの効果計測を行い、分析画面でLINEマーケティングの効果を視覚的にチェックできます。

さらにShopifyPOSとの連携で実店舗とECサイトのユーザー行動を紐付けたり、より快適なショッピング体験を提供したり、ECサイトのカート落ちメッセージ配信で購入率を上げたりとさまざまな施策を展開できます。

現在、無料お試しを実施しているので、LINE公式アカウントをShopifyストアに連携したい方は、ぜひ一度ご利用ください。

まとめ

LINE公式アカウントのメッセージを配信する際は、メッセージの種類ごとの役割を明確にした上で、都度適切なメッセージを配信するようにしましょう。

メッセージの種類が違うだけでマーケティング施策の効果も大きく変わるため、目的・目標によって適切なメッセージを使い分けるのが大きなポイントです。